感謝の気持ちでいただきます!
「いただきます」は私たちが生きていくために命をくれた野菜、魚、肉や手間をかけた人たちに対しての感謝を表す言葉です。
「ごちそうさま」は、多くの生き物の命を"ごちそう"になり、また良い"ごちそう"を食べられたことへの感謝の言葉です。
給食では、この感謝の気持ちを大切にし、こども達に教えています。
旬の食材を使い、だし(昆布、カツオ、干ししいたけ)をきかせて薄味でもち味を生かすことを大切にしています。みんなが同じものを食べて、おいしさを共感することで、「いろいろなものを食べる力」につながります。
※アレルギー食も対応しています。
調理前と調理後の味や香りの変化を体験するたびにこどもたちは、見た目の変化と相まってクッキングの不思議と楽しさに出会うことができます。
みんなで協力して作ったおやつは、とっても美味しくお友達との連帯感も生まれます。
この経験が、ご家庭でお手伝いするきっかけになっています。
ごぼう 小麦粉 砂糖 油 ベーキングパウダー
精白米 タケノコ 人参 生椎茸
調味液(しょうゆ みりん 砂糖 鶏がらだしの素 ごま油)
さつま芋 かぼちゃ りんご 砂糖 餃子の皮
園の菜園は、こどもたちの喜びと笑い声に満ちあふれています。楽しみながら自分たちで育て、出来がよかったと歓喜し、おもしろい形の野菜が出来たと笑い…
季節ならではの味わい(旬)を楽しむことで、命や自然のめぐみを感じます。
園児に合わせて、どの栄養素をどれだけ摂れば良いかを計算し、栄養や食材をバランス良く取れるように献立を考えています。
また、献立では旬の食材を使用し、季節にあった献立を提供できるようにしています。
噛む力が落ちているという今のこどもたちに、食材の選び方や切り方を考え、良く噛んで食べる工夫をしています。
そして、乳幼児期は薄味を心がけます。
人は3歳くらいまでに基本的な味を覚え、その後さまざまな味や香りを経験することにより、味覚が完成すると言われています。
そのため、乳幼児期のうちから濃い味のものばかりを食べていると、味覚が鈍感になってしまいます。こども園では、薄味を心がけ、かつお、昆布や干ししいたけなど、天然の出汁を使って食材の旨みを味わえるようにしています。
酸味や苦味といった味は、こどもたちは苦手です。しかし、成長とともに食べられるようになり、「おいしい」と感じるようになります。子供の頃からいろいろな味を体験し、味覚の幅を広げられるようにしています。